小さな会社の仕事に使える、手順と記入例。デモサイト
小さな会社の仕事ノート検索
☰
仕事の重複を減らす入門基礎解説

同じ情報を何度も入力。どの作業から見直す?

この記事の要約

注文一件の流れをたどり、転記・確認待ち・やり直しを見つけます。受け渡しメモの記入例から、見直す作業を一つ選びましょう。

こんな方に

注文受付や事務を兼務し、同じ内容の入力や確認に追われている方

この記事の目次 +
同じ入力、どこから見直す? 書類を照らし合わせる仕事場面の生成画像。
写真・図版は記事の内容を説明するイメージです。

01 考え方

忙しさを「作業・待ち・手戻り」に分ける

注文メールを受注票へ写し、さらに発送一覧にも入力する。そんな作業を見直すときは、直近の一件で「誰が、どの記録へ、何を写したか」を並べてみます。片方の表を消す前に、それぞれの用途を確認しましょう。

下の記入例では、受付担当が入力した住所を発送担当がもう一度入力しています。発送一覧で住所を持つ必要があるのか、受注票を確認する形にできるのかが、最初の相談事項になります。

待ち時間ややり直しも残します。入力を減らしても、在庫の返事が来るまで発送できないなら、確認先を整理する方が先かもしれません。一件だけで結論を出さず、別の注文でも同じことが起きるかを確かめます。

記入例

注文一件の受け渡しメモ

店舗・番号・数値は説明用の架空例です。

表は横にスクロールできます →

注文一件の受け渡しメモ
担当・作業使う記録次に渡すもの
受付:注文を受ける注文メール A-104注文番号・商品・数量
受付:住所を入力する受注票 A-104発送担当へ受注票のリンク
発送:住所を再入力する発送一覧 A-104送り状
見直す候補住所を2か所に入力発送一覧で必要な項目を確認

02 手順

注文一件の流れを書き出す3ステップ

  1. STEP 1

    一つの仕事を選ぶ

    毎週繰り返している受注や見積もりを選びます。全社の仕事を一度に調べず、開始と終了を「注文受付から出荷連絡まで」のように決めます。

  2. STEP 2

    実際の流れを書く

    担当者と一緒に、入力・確認・承認・連絡を付箋に書きます。作業時間と返事を待つ時間は別々に記録してください。

  3. STEP 3

    困りごとを一つ選ぶ

    転記、探し物、確認待ちに印を付けます。頻度が高く、担当者だけで試せるものから着手します。

03 比較

作業時間と待ち時間は、分けて記録する

手を動かす時間が短くても、返事を待つ時間が長ければ仕事は進みません。まずは時間を合計せず、何を待っていたかを別の欄に残します。

表は横にスクロールできます →

作業時間と待ち時間は、分けて記録する
見方確認すること記録例
作業時間実際に手を動かす時間注文を表に転記する10分
待ち時間次に進めず止まる時間在庫の返事を待つ半日
手戻りやり直しが発生する理由住所の記載漏れで再確認

04 図解

注文から完了までの受け渡しをつなぐ

  1. 01注文を受ける
  2. 02在庫を確認する
  3. 03発送を手配する
  4. 04完了を伝える
注文から完了までの受け渡しをつなぐ

05 実践

明日の一件で、止まる場所を確かめる

明日は直近の注文一件について、担当者・使った資料・次の受け渡し先を書いてみましょう。実測できない時間は「推定」と記して、改善後の実測値と混同しないようにします。作った紙を担当者に見てもらい、例外が抜けていないか確かめたら、見える化の第一歩は完了です。

試したあとの確認

  • 仕事の始まりと終わりを決めた
  • 作業と待ち時間を分けて書いた
  • 次に試す改善を一つに絞った

続けて読む

次は、ここから。

入門ガイドで読む順番を見る →